ジャニーズから4年ぶりに華々しくデビューしたking&Prince。
8月からは横アリを皮切りにファーストコンサートツアーをスタート。
デビューコンとは思えないぐらいに、完成度の高いステージでした。
ジュニア時代から場数を踏んでいるだけあってパフォーマンス力が抜群。
それぞれのメンバーが持つスキルの高さを改めて実感しました。
記念すべきデビューコンサートに参戦するのはキンプリが二度目。
2006年、KAT-TUNの東京ドーム公演から数えて実に12年ぶりになります(年がバレる…)
同じデビューコンでも、ステージ演出・メンバーの態度・ファン層など。
改めて比べてみると様々な違いがあってすごく面白い!
Contents
KAT-TUNとking&Princeの共通点
全くグループのカラーが違うKAT-TUNとking&Prince。
だけど比べてみると意外に共通点が多いんですよね。
まずデビュー曲が驚異的な売り上げを伸ばしています。
両グループの初週売り上げを比べてみましょう。
KAT-TUNとキンプリ デビュー曲の売り上げ
KAT-TUN「リアルフェイス」75.4万枚
デビュー曲と同時に異例のベストアルバムも発売。
king&Prince「シンデレラガール」57.7万枚
デビューシングルの初週売り上げとしては、KAT-TUNに次ぐ歴代2位。
いくらジャニーズとはいえ、CDが売れない時代でこの記録はすごい事ですよね。
KAT-TUNとking&Princeは、ジュニア時代から人気が飛びぬけて高かった。
もうこれに尽きると思います。
だからデビューコンサートは、どちらのグループもチケットが争奪戦。
KAT-TUNは東京ドームだったので、会場の規模が大きい分、マシだったかもしれません…。
キンプリは横アリの為、収容人数の差も関係して倍率がさらに高かったと思います。
そして現在はチケットが紙⇒デジタルに変わりました。
譲り先や交換の取り引きがスムーズにいかずファンも混乱。
KAT-TUNの時も高額転売が問題になったけど、キンプリはデジチケによる詐欺が多発しました。
KAT-TUNとキンプリ コンサートの違い
一番感じたのは、グループのコンセプトがステージにも、すごく反映されているという事。
KAT-TUNとking&Princeは、まるで光と影のように正反対。
KAT-TUN:ブラック&ワイルド。不良っぽいオラオラ系
king&Prince:正統派キラキラ王子様。優等生系
上で書いた違いがハッキリとコンサートにも出ているから面白いです。
分かりやすくグループごとの特徴をまとめてみました。
KAT-TUNは演出・構成がド派手
デビュー前からKAT-TUNは、単独コンサートを開催していました。
当時からステージを海賊船のモチーフにしたり、すごく凝っていたのが印象的です。
東京ドームのデビュー公演では、なんとMステで生中継がありました。
しかも一番びっくりしたのが、通常あるはずのアリーナに客席がない…!
アリーナ席を全部取っ払って、そこにメインステージを作ってしまったのです。
東京ドームをこんなに贅沢な使い方するアイドルいますか?(笑)
しかもまだデビューしたばっかりの新人なんですよ…。
ハード目な曲では、ステージから炎が噴き出すし、火薬を使ったような爆発音もとどろく。鼓膜敗れるんじゃないかってぐらい、バーンと爆発する音がすごかったです。
KAT-TUNのコンサート演出は、炎と爆発が定番と言っても過言じゃない。
でもそのアイドル離れした演出がすごく楽しくてハマりました!
メンバーの態度が俺サマ系
その中でもラップ担当の田中聖くんがライブの盛り上げ隊長でした。
彼の盛り上げ方は、とことんオラオラで俺サマ。
だけどそれがKAT-TUNのイメージにも合っていたし、ファンもそれを望んでいたように思います。
- ファンの事をお前らと呼ぶ
- アイドルなのにスキンヘッド
- ガンを飛ばすようにファンを威嚇
- MC中もメンバーが自由奔放
king&Princeは正統派
彼らのコンセプトである王子様感が満載だったと思います。
特にオープニングの演出がすごく印象的でした。
天井から降りてくるボックスが開くと、真っ白なキラキラの衣装を纏ったメンバーが登場!
メンバーカラーを彩った玉座に、深く腰掛ける姿はまさに王子様そのもの。
煌びやかな演出にファンはぐっと心を掴まれたはず。
ステージ構成も王道で、メイン・センター・バックステージが用意されていました。
ちなみにキンプリは、炎や爆薬を使った演出はなかったです。
KAT-TUNに比べると、派手さはわりと抑えめ。
コンサートの自己プロデュース力は、KAT-TUNの方が高かったですね!
メンバーの態度が優しい
ファンを盛り上げる時のかけ声も穏やかで丁寧!
何しろ振る舞いや言葉遣いが紳士的で、国民的彼氏と呼ばれるメンバーがいるほど。(神宮寺勇太くん)
他のメンバーも言葉遣いが優しいし、ファンへの態度もすごく温かい。
KAT-TUNのオラオラ系も刺激的でいいけど、キンプリの穏やかさは何だかホっとします。
何より岩橋くんがニコニコしながらファンに手を振ってくれる!
当たり前の事かもしれないけど、それが本当に嬉しくてたまらないんですよね。
私はKAT-TUNのファンだった当時、赤西担でした。
ジュニアの頃はまだ愛想があったけど、デビューする頃にはなぜかキャラが激変…。
ニコニコと手を振ったり、ファンサする事はあまりなかったんですよね。
でもキンプリはどのメンバーも、ファンに対する態度が優しい。
この違いは結構大きいと思います。
KAT-TUNとキンプリ ファンの違い
不思議な事にグループのカラーってファンにも伝染するんです。
「KAT-TUN」と「King&Prince」両方のコンサートに参戦しましたが、ファン層も全然違いました!
あくまでも個人的な感想ですが、私が感じたそれぞれのファンの印象をご紹介します。
KAT-TUNファンが怖かった…
KAT-TUNはジャニーズの中でもちょっと異色なアイドル。
ワイルドでファンにも媚びない攻める感じですね。
デビュー当時は、ファンもギャルで派手めなタイプが多かったと思います。
メンバーのコスプレをしている個性派もいました。
もちろん女性なんだけど、髪型とかもよく似ていてカッコよかったです。
当時は派手めな子が多かったから、盛り髪や花をつけるのは当たり前。
正直言ってライブマナーも、かなり悪い印象でありました。
スタンドの通路をメンバーがトロッコで通ると、ファンが席から大移動して現場はパニック!
警備員さんが必死で止めていました(笑)
メンバーもファンにもみくちゃにされて、もう大変な事態に…!
もちろんほとんどの人は、しっかりマナーを守っていました。
でも一部のファンは本当に過激で、コンサートに行くのが少し怖かったです。
ジャニーズコンサートのルールについてはこちらにまとめています⇓

キンプリファンは過激じゃない
上でも書いたけど、グループの個性やカラーはファンにも影響します。
KAT-TUNはファンもわりと過激なタイプが多かったんですよね。
キンプリはいい意味で普通な感じの人が多いです。
若いファンの子もド派手じゃないし、清楚な感じで可愛らしい雰囲気。

ジャニオタはよく「怖い」なんて言われがちですよね。
でもキンプリファンは、マナーがいいし安心して公演を楽しめます。
横アリに参戦した時、スタンドの通路にメンバーがトロッコで通りました。
移動してメンバーを触ったりする事もないし、ちゃんとルールを守っていたのが印象的です。
それだけで公演を安心して楽しめるのは間違いないですね!
元KAT-TUN担によるデビューコン比較まとめ
「KAT-TUN」と「king&Prince」
共通点は多いけど、アイドルとしての路線は正反対なグループ。
でもそれぞれの違った魅力を楽しむ事で、オタライフもさらに充実すると思います。
もうKAT-TUNを卒業したけど、デビューコンのDVDは今でも見返すほど大好き!
やっぱりデビューコンサートは、ファンにとっても特別なものですよね。
キンプリがこれからどんなアイドルに成長していくか楽しみです。
